佐賀は全国有数のもち米主産地です。
佐賀で作られているもち米の総称を「佐賀よかもち」としています。
「佐賀よかもち」はもち米本来の風味がたっぷりとつまった、もち米の中のもち米。ひきや粘り、ふくらみも十分で、おもちやお菓子、あられなどいろんな形で利用されている人気者です。
包装もちにも「よかもち」ブランドとして使用されています。
佐賀よかもちの特徴
- 色つやがよく、粘りと柔らかさがあるため、もちや和菓子に最適です。また焚いても硬くなりにくく、おこわや赤飯にも最適です。
- もち米はうるちの花粉がつくと、うるち米になってしまう性質があるという面でも、もち米だけを専門的につくる「もち米団地」による生産方法を実施。そうした生産方法でうるち米混入を防止し、高品質米生産にも取り組んでいます。
地図
育成カレンダー
栽培適地
平坦地
(一部の山間地において早期出荷向けの早生品種「ヒデコモチ」が栽培されています)
栽培適性・概評
- 普通期栽培の晩生品種
- 作付面積で大半を占める本県もち米の主力品種。主に平坦地域で作付けされ、佐賀の肥沃な土壌に合った優良品種です。
来歴
玄米粒
千粒重/21.5 g
容積重/811 g/ℓ
容積重/811 g/ℓ
収穫
精籾重/660kg 玄米重/500kg
採用年次
昭和46年
栽培面積
4,540ha(令和5年産計画)