肥沃な大地、九州・佐賀平野からとっておきのお米が生まれました。
「天使の詩」は、平成5 年に佐賀県農業試験研究センターにおいて、晩生多収・食味良の「西海201号」を母に、早生・良食味の「関東165号」を父として、人工交配を行い、以後世代促進、個体選抜、系統選抜を経て育成され、平成15年に奨励品種として認定されました。手塩にかけて育てた美味しさは、真に“天の恵み”です。
天使の詩の特徴
- 稲姿がよく、止め葉は直立性です。そのため太陽の光をいっぱい受け育ち、病気に強い品種です。
- 栽培上、良食味にするため、少肥栽培に努めています。
- 玄米の形状は中粒中形で充実よく厚みがあります。
- ご飯は光沢があり、炊きたてでも冷めても程よい粘りと甘みがあるのが特徴です。
地図
育成カレンダー
栽培適地
平坦地
栽培適性・概評
- 普通期栽培の晩生種
- コシヒカリ、さがひのひかり並の極良食味
- 短稈で倒伏に強く、多収である。
来歴
玄米粒
千粒重/22.6 g
容積重/833 g/ℓ
容積重/833 g/ℓ
収穫
精籾重/724kg
玄米重/516kg
採用年次
平成15年
栽培面積
81ha(令和5年産計画)