【5月】苗づくり
土を入れた育苗箱に稲の種をまき、苗の状態を見ながら水やりを行い、苗を育てます。お米作りをするにあたってとても大切な工程です。
【6月】田植え
土を掘り起こして田を耕したら、田に水を入れます。水田の中の土を平らにする代掻きと呼ばれる作業を行います。田植えの準備ができたら、水田に機械で苗を植えていきます。
【7月~8月】水管理・防除
田植え後は、こまめな水管理を行います。水田の水が少ない時は水を入れ、多い時は水を抜きます。また、草刈りや防除を行い、稲を守る管理をこまめに行います。
稲は徐々に成長し、穂が出ます。穂の中には、稲のつぼみが入っており、花が咲きます。やがて受粉することによりお米が実ります。
【9・10月】稲刈り
実が熟し、重く垂れて黄金色になった稲をコンバインと呼ばれる機械で刈り取ります。
刈取りと同時に脱穀まで行います。
刈取りのタイミングは品質や食味に影響するので見極めが必要です。
【9・10月~】乾燥・調製
カントリーエレベーターやライスセンター(共同乾燥調製施設)と呼ばれる施設で、もみを乾燥させます。乾燥したもみは、もみ殻を落とす籾摺りを行い、玄米にします。
【9・10月~】出荷
乾燥・調製された玄米は、検査員による農産物検査を受けて等級がつけられ、精米工場へ出荷されます。
【9・10月~】食卓へ
精米されたお米はお店へと運ばれ、私たちの食卓へ並びます。